入っておきたい学資保険
子供のための保険として、入っておきたいものの一つに学資保険があります。子供の教育費は、大学入学まで考えると、全部国公立で1000万円、私立で2300万円と言われています。
幼稚園の私学助成、高校無償化など、教育費を補助する制度はありますし、いきなり大きな金額がかかるわけではないので、なんとかならないわけではありません。
ただ、大学入学を考えるのであれば、入学前あたりに入学金などのお金が100万円単位で必要なのは事実。基本的には、大学入学時の大きな教育費の支出をカバーするのが学資保険の目的になるかと思います。
しっかり貯金ができるのであれば問題ないのですが、貯めるのが難しいという人には、半強制的に保険料を払うシステムになっているので、ほぼ確実に教育費を貯められるところがメリットです。
入るのであれば返戻率の高い学資保険(2019年4月8日情報更新)
学資保険を入る際に大事なのは返戻率(払った保険料に対して返ってくるお金の率)です。
以前は、郵便局の学資保険など、加入したものの払った保険料以上になって返ってこない、いわゆる元本割れの学資保険もあったのですが、さすがに、今はそういう学資保険はありません。
ただ、保険により、返戻率にばらつきがあるのも事実。入る時には、返戻率がどれくらいかをしっかりみておく必要があります。
でも、返戻率だけで判断するのもよくありません。
というのも返戻率を良くするために、通常18歳満期のところを22歳まで伸ばして、運用期間を長くしているもの、支払い期間を10歳、15歳までと早くするなど、返戻率を良くするために保険内容を組み替えているものも多くあります。
早期に支払いが終わることはメリットではありますが、その保険が本当にお金が欲しいときに、保険金が下りるものかどうかというところはしっかりと見る必要があります。
大学入学時の学費にしたいのに、18歳で半額、22歳で半額と、大学卒業後に満期となる学資保険だった・・・というケースもあります。
お金が必要なときに、しっかりと保険金が下りる学資保険で、返戻率が高いものを選ぶ必要があるわけです。
返戻率の高い学資保険をまとめたものが下記の表になります。
会社名
返戻率
月額の保険料
満期
保険金額
ソニー生命の学資保険(Ⅲ型)
103.8%
8916円
22歳
200万円
オリックス生命の終身保険ライズ
103.7%
9807円
20歳
247万円
明治安田生命つみたて学資
102.7%
10814円
21歳
※15歳払い済み
200万円
ソニー生命の学資保険(Ⅱ型)
101.9%
9080円
18歳
200万円
フコク生命
みらいのつばさ(ジャンプ型)
101.9%
9614円
22歳
200万円
ニッセイの学資保険
101.7%
9555円
22歳
210万円
フコク生命
みらいのつばさ(ステップ型)
101.2%
10170円
22歳
200万円
アフラック
夢みるこどもの学資保険
96.2%
8658円
18歳
180万円
はじめのかんぽ(大学入学時+在学中の学資金準備コース)
95.2%
9700円
21歳
200万円
はじめのかんぽ(大学入学時の学資準備金コース)
94.7%
9760円
18歳
200万円
2018年現在、返戻率が高い学資保険はソニー生命の学資保険です。
返戻率が高いのはⅢ型の大学の学費をまかなうタイプで返戻率が103.8%。さらに高い返戻率を考えるなら、外貨で備えるプランで返戻率が108.4%、ただ受取時の為替レートに左右される点は注意が必要です。
ソニー生命のおすすめは10歳払い済みのプランで、支払いが早く終わるほか、返戻率がアップ、Ⅲ型なら107.2%になります。
純粋な学資保険ではないですが、人気があるのがオリックス生命の終身保険ライズです。
死亡保障がついているほか、クレジットカード支払いができるので、カードのポイント分、返戻率アップと同じ効果が期待できます。
小学生になってからなど、子供の年齢があがってから入る場合に考えたいのはフコク生命の学資保険です。
ほとんどの学資保険が3歳を超えると選びづらくなりますが、フコク生命は7歳でも加入できます。
大学の入学のために使うのか、学費のために使うのかによって、必要な学資保険のタイプは変わります。
保険相談サービスを利用して、各社の条件を吟味して、選びたいところです。
スポンサード リンク
子供のための保険として、入っておきたいものの一つに学資保険があります。子供の教育費は、大学入学まで考えると、全部国公立で1000万円、私立で2300万円と言われています。
幼稚園の私学助成、高校無償化など、教育費を補助する制度はありますし、いきなり大きな金額がかかるわけではないので、なんとかならないわけではありません。
ただ、大学入学を考えるのであれば、入学前あたりに入学金などのお金が100万円単位で必要なのは事実。基本的には、大学入学時の大きな教育費の支出をカバーするのが学資保険の目的になるかと思います。
しっかり貯金ができるのであれば問題ないのですが、貯めるのが難しいという人には、半強制的に保険料を払うシステムになっているので、ほぼ確実に教育費を貯められるところがメリットです。
入るのであれば返戻率の高い学資保険(2019年4月8日情報更新)
学資保険を入る際に大事なのは返戻率(払った保険料に対して返ってくるお金の率)です。
以前は、郵便局の学資保険など、加入したものの払った保険料以上になって返ってこない、いわゆる元本割れの学資保険もあったのですが、さすがに、今はそういう学資保険はありません。
ただ、保険により、返戻率にばらつきがあるのも事実。入る時には、返戻率がどれくらいかをしっかりみておく必要があります。
でも、返戻率だけで判断するのもよくありません。
というのも返戻率を良くするために、通常18歳満期のところを22歳まで伸ばして、運用期間を長くしているもの、支払い期間を10歳、15歳までと早くするなど、返戻率を良くするために保険内容を組み替えているものも多くあります。
早期に支払いが終わることはメリットではありますが、その保険が本当にお金が欲しいときに、保険金が下りるものかどうかというところはしっかりと見る必要があります。
大学入学時の学費にしたいのに、18歳で半額、22歳で半額と、大学卒業後に満期となる学資保険だった・・・というケースもあります。
お金が必要なときに、しっかりと保険金が下りる学資保険で、返戻率が高いものを選ぶ必要があるわけです。
返戻率の高い学資保険をまとめたものが下記の表になります。
会社名 | 返戻率 | 月額の保険料 | 満期 | 保険金額 |
---|---|---|---|---|
ソニー生命の学資保険(Ⅲ型) | 103.8% | 8916円 | 22歳 | 200万円 |
オリックス生命の終身保険ライズ | 103.7% | 9807円 | 20歳 | 247万円 |
明治安田生命つみたて学資 | 102.7% | 10814円 | 21歳 ※15歳払い済み |
200万円 |
ソニー生命の学資保険(Ⅱ型) | 101.9% | 9080円 | 18歳 | 200万円 |
フコク生命 みらいのつばさ(ジャンプ型) |
101.9% | 9614円 | 22歳 | 200万円 |
ニッセイの学資保険 | 101.7% | 9555円 | 22歳 | 210万円 |
フコク生命 みらいのつばさ(ステップ型) |
101.2% | 10170円 | 22歳 | 200万円 |
アフラック 夢みるこどもの学資保険 |
96.2% | 8658円 | 18歳 | 180万円 |
はじめのかんぽ(大学入学時+在学中の学資金準備コース) | 95.2% | 9700円 | 21歳 | 200万円 |
はじめのかんぽ(大学入学時の学資準備金コース) | 94.7% | 9760円 | 18歳 | 200万円 |
2018年現在、返戻率が高い学資保険はソニー生命の学資保険です。
返戻率が高いのはⅢ型の大学の学費をまかなうタイプで返戻率が103.8%。さらに高い返戻率を考えるなら、外貨で備えるプランで返戻率が108.4%、ただ受取時の為替レートに左右される点は注意が必要です。
ソニー生命のおすすめは10歳払い済みのプランで、支払いが早く終わるほか、返戻率がアップ、Ⅲ型なら107.2%になります。
純粋な学資保険ではないですが、人気があるのがオリックス生命の終身保険ライズです。
死亡保障がついているほか、クレジットカード支払いができるので、カードのポイント分、返戻率アップと同じ効果が期待できます。
小学生になってからなど、子供の年齢があがってから入る場合に考えたいのはフコク生命の学資保険です。
ほとんどの学資保険が3歳を超えると選びづらくなりますが、フコク生命は7歳でも加入できます。
大学の入学のために使うのか、学費のために使うのかによって、必要な学資保険のタイプは変わります。
保険相談サービスを利用して、各社の条件を吟味して、選びたいところです。
スポンサード リンク